Sat.

赤い花は三度咲くその1  

 ある日の昼下がりのことだった。
 閑古鳥が鳴いている――とは言っても、別に寂れたとかそういう話ではなく、ただ単にランチを取るには遅い時間帯だと言うのがその理由である――≪狼の隠れ家≫には、ちょっとした緊張状態にあった。
 原因は、以前潜ったシュツガルドの遺跡で起きた件である。

「もう、いい加減にしてよ!みんな無事だったんだからいいじゃない。ね?」

 旗を掲げる爪のリーダーであるシシリーは、両の手を胸に当てながら必死で2人に呼びかけた。
 2人とは――。

赤い花三度
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2016/05/07 11:51 [edit]

category: 赤い花は三度咲く

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