Fri.

オルドリノの愛し猫 その3  

 街中に残存する物資があるかも――勝算を練る冒険者たちに、オルドリノはそう助言してから、彼らの一部を自身が過ごしてきた主人のアトリエへ案内した。そこは地下道に繋がる部屋であり、芸術家のオルドリノが執事を生み出した場所でもある。
 工房の心臓たる機械文明を利用した竈、何に使うのか知れない薄い硝子の筒、魔法などを込めるのに使う白紙のカード、空っぽのバケツに、切ることも突くこともままならぬ古びた剣……。
 オルドリノは主が残した物を見回して、

「心変わりして帰りを急いだ方が……と、言っても、もはや無駄なのでしょうね」

と言った。

「無駄だぜ」
「というか、無駄にすべく僕たちの頭脳役が頑張っているのですが……ああ、カノン師」

 書斎に残り、膨大な資料から『沈まぬ太陽』への対抗策を探していたカノンが、地下へ下りてきた。
 刻限はかなり狭まっており、人手を割かなければ間に合いそうにないため、彼が指令を出すことにしたのである。
 カノンが、薔薇十字の彫られたオブジェクトと、底に何かのへばりついたバケツをフタバに渡す。
 このオブジェクトは、釉薬を塗れば『沈まぬ太陽』を送還する祭具になると説明した。

「道具屋にストックがあるらしいが、渇いたのならここにもあったんでな。水を入れ、漉して溶かして彩色に使え。他全員は、俺と一緒に街を回ってくれ」
「了解よ」
「へーい。ほら行くぞ、リュミ」
「はーい!」
「分かりました」
「参りましょう」

 一行が建物の外に出ると、空は怖気立っていた。大気は震え、熱の気配が迫りつつある。

「だが、まだ時間はある」

 カノンはそう呟くと、仲間と共に街の重要施設と睨んでいる聖北教会へ向かった。
 芸術家のオルドリノの残した書物には、『貪欲かつ好奇心旺盛な進取派たちは、教会の下に隠し通路を作った』と書かれていた。
 大事な彫刻などを隠すのに使われた場所であれば、『沈まぬ太陽』の現れた非常時、やはり人々が集まって何かの対策を練ったのではないか、そう考えたのである。
 冒険者たちが何らかの手掛りを探し始めている最中、ミハイルは聖人の像へ頭を垂れ、自分の仲間たちやあの造り物の執事に慈悲を乞うた。
 教会の立場上からすれば、人の形を模倣した生き物のような人工物など許容できる筈はないのだが、厚き信仰を持っていただろうこのタブロアートの人々が、機械文明からの客人と上手く共存してきた記録が、彼をしてこの事件の無事の解決を望むに至っている。
 ふと―――本当に微かであったが、ミハイルの心に、薄暗い靄の中で灯る蝋燭のような、温かく滲むものが感じ取れた。

「まさか――主よ、これが答えですか――」

 列聖された人の白い大理石の像は、ミハイルと同じ慈悲を乞う表情で天を仰いでいる。
 ミハイルは、清らであったと聞いているかの人の加護を願いつつ、胸の灯火に従って蝋燭を手に取り火を点けた。

「ミハイル様、いったい何を――」
「探し物をするのなら、灯りを用いるべし。そういうお告げのようでしてね……ほら」

 ミハイルの掲げる灯りのおかげで、教会のステンドグラスの鮮やかな明かりが届かぬ一角に、よく見なければ分からないほど巧妙な技で、地下への扉が隠されているのが判別できた。
 鍵穴はないが僅かな隙間があるのを見て、フレッドは唸り声を上げる。 

「面倒くせえ。モイラ姐さん、こじ開けるの手伝ってくれ!」
「承知しました」

 一行の前衛を担う2人は、力を合わせて無理矢理こじ開けた。
 期待通り、地下へ続く隠し階段が現れる。

「俺が先を見てくる。灯りを貸してくれ」
「どうぞ」

 蜜蝋で作られた蝋燭を燭台ごと渡されると、フレッドはそれを慎重に掲げながら降りていった。ほどなく、大丈夫だと安全を知らせる声が届き、他の仲間たちも後に続く。
 天然の洞窟を拡大したと思しき教会の地下は、灰色の岩壁が剥き出しの空間であったが、広いせいかあまり息苦しさを感じずに済む。さしもの『沈まぬ太陽』であっても、この地下に持ち込まれたものに対しては影響を及ぼし得なかったとみえ、空間の端に集められた街の人の手記らしき品は、焦げることもなく残っていた。

「何を書いたか調べたい。フレッド、灯りはテーブルのここに置いてくれ」
「分かったぜ」

 カノンは、軋みをあげるものの充分に任に耐える椅子へ腰を下ろし、広場に出店していた人たちの書き記したものをざっとチェックし始めた。
 オルドリノと彼の執事が街の人々とよく交流していた様子や、タブロアートが隣の領地と段々険悪になっていった話、教会地下が広場の他の店と繋がっている事などが分かる。
 また、あの『火を抱く猫』について受けた説明などもあった。

「ふむ、あの猫は魔力クズが餌なのか。トリンケットのことだろうな」
「猫もいいんだけどよ、他に役立つことはねえのか」
「ん……執事のオルドリノのことが書いてある。色々手伝って貰ったから、お礼に彼の部品を揃えておくことにした……?」
「ええっ、それってこの隠し部屋に部品があるってこと?」
「そうらしいな。サプライズプレゼントを用意するつもりだったんだ」
「……時間が限られているのは分かってるけどよ、このままオルドリノが駄目になるのは嫌だ。探してみようぜ」
「そういうことなら任せてよ!」

 身体は小さいが探索で頼りになるリュミエールが、テーブルの引き出しに潜り込んで探っていく。
 彼女は岩の削り出しに使ったのだろう小刀や、月日が経ちすぎてすっかり毛の抜けた刷毛などの下から、ブリキや金鉱石で作られているらしい心臓の形をした物を発見した。ついでに、その下敷きになっていた淡い黄色のメッセージカードも。

「『働くきみにありがとうを込めて。これからも健康であってください』か。……見ろあいつ、やっぱり大事に思われてたんじゃねえか」

 フレッドは口調こそ怒っているように聞こえるが、彼の若草色の瞳は、執事のオルドリノと商店街の人たちの暖かな交流に、つかの間潤んでいるようにも見えた。
 部品を手に入れたからには、彼の修理も必要になる。

「よし、これは持って行こう」

 カノンは踵を返しかけて、階段の傍の棚に乗っていた物を注視した。

「モイラ、そこの青い筒なんだが……」
「これですか。取り外し可能なようです」
「それ……街灯の傍に落ちていた筒に似てますね」
「多分だが、街灯の取り付け部品だと思う。俺はオルドリノの工房に戻って作業するから、筒を街灯につけてくれ。そうしたら、他の面子を連れて、街中で目ぼしい資材がないか見て回って欲しい」

 地上に戻った4人が、街灯に冷たい青く光る筒をはめ込む頃には、空の赤が一層暗さを増したように見えた。無音であるはずなのに、その静けさがかえって耳を落ち着かなくさせる。涼しげな灯りが輝く街灯だけが、赤く染め上げられていくタブロアートの中で、彼らに支援を与えてくれる様だった。
 ミハイルが空を見上げ、次に行きましょうと急かした。
 『冷却液』とそれを手に入れるための部品探し、魔力クズを気まぐれに与えた猫からの報酬、古い布や特殊な瓶に入った傷薬……街中のみならず、郊外の森にまで足を伸ばした結果、様々なアイテムがオルドリノの地下工房に届けられ、フタバやカノンが魔力を使い加工した。
 それらの道具を特に喜んだのはリュミエールとミハイルで、リュミエールはフェアリーサイズの青い外套を、ミハイルは氷の宝玉と名付けられたメイス代わりの冷たい杖を貰ったのである。

「2人とも、だからって調子に乗って前に出ないでよ」
「自分の職能を忘れはしませんよ。ただ、やれる時は頑張るだけです」
「がいとー、がいとー、嬉しいなー」
「…………大丈夫かな」
「信じるしかあるまい。それより、例の送還の道具だが……」
「ああ、異界の象徴ね。私が持つわ。街灯は準備できた?」
「冷却の灯火を中心に、結界の陣を付け加えた。『沈まぬ太陽』がオルドリノの言う熱波を放つにしても、冷風で緩和できるようになっているはずだ」

 フレッドたちは、以前にゴブリン退治の依頼で、シャーマン種が施した雑な魔法陣による、驚くべき効果を目撃したことがある。
 今回はそれの応用で、青い筒により冷気を発するようになった街灯を中心点として、おおよそ1キロ範囲での熱波を和らげる結界を張った。カノン1人の知恵でやるには役者不足だったろうが、芸術家のオルドリノが遺した書物の一部に、該当する項目があったおかげで成し遂げられたのである。
 結界を張るにしても、本来は敵の出没地点が分からなければ無駄になるだけだったろうが――。

「ミハイルが睨んでいた所から出るだろう、ってオルドリノのお墨付きだから大丈夫よね」
「ミハイル様のここ一番の勘は、ひどく鋭いんですよ。今回もきっと」

 当たるだろうという意味を込め、モイラは頷いた。――いよいよ、戦いをいささかなりと心得る冒険者でも、思わず怖気立つほどの熱波が近付いている。

「さあ、こちらの用意は整っているぞ、『沈まぬ太陽』よ!」

 モイラが己を叱咤でもしようかという激しさを見せながら抜剣した瞬間だった。
 赤く燃える空の頂点、まさしく僧侶が睨んだポイントから、徐々に赤と黄金の交じり合う光が、毒々しいほど赤い触手に囲まれて滲み出てくる。
 触手が熱による風でそよぐ――かに見えた刹那、急激に伸びた手がモイラと彼女の隣に立つフタバへ襲い掛かろうとしたが、触手が目的を果たすよりも、フタバが異界の象徴を掲げて合言葉を発するほうが先であった。

「太陽よ、在るべきところへ帰れ!陽が沈まなければ、全て枯れ果ててしまうのだから!」

 フタバの送還の宣言に、堕落した異次元の神は慄き、貪欲な赤い手を引っ込めた。
 機構の修理により咳の治ったオルドリノが叫ぶ。

「『沈まぬ太陽』の送還が開始されました!皆さん、持ち堪えてください!」
「そのための布石だ。――冷却せしめよ、タブロアートの人々と街を見守り続けた灯りよ!」

 カノンが地面に≪隠者の杖≫の先を突くと、予め準備していた魔法陣の空間にうっすらと、冷却灯と同じ青い光が満ちていく。熱波のますます強くなる中、これは何よりも有り難い援護だった。
 オルドリノの翳した手から魔力波が触手に放たれ、フレッドの【閃光の一撃】が『沈まぬ太陽』へと叩き込まれる。リュミエールを狙ったらしい新たな手には、モイラが【散華の閃】による横薙ぎ払いが軽挙の罰を与えた。

「これ、結構いけるんじゃねえか!?」
「だといいのですけど……フタバ殿、危ないっ!」

 バックステップで自分への攻撃を避け続けていたフタバだったが、単調なように見えた攻撃は罠であり、彼女の着地点にオレンジ色に輝く光の弾が降り注いだ。

「きゃああ!」

 太ももの一部を焼かれ、パーティで飛びぬけた彼女の機動性が損なわれる。
 モイラは覚えたての呪文を唱え、フタバの火傷を少し癒した。モイラが唱えたのは、芸術家であり術師であったオルドリノの魔術の一つで、作品の適温調整に使ったものだ。これ自体は治療の魔術ではないのだが、損なわれた身体がより損傷しないよう、氷で傷口を塞ぐのである。
 フタバの近くにミハイルが移動し、さらに【癒身の法】による癒しを与える。
 彼らが動きを止めている間が危険だからと、覚悟を決めたリュミエールは戦場を飛びまわって子守唄を歌うが、

「肝心なのに効いてないよー!」

と本人が嘆くとおり、触手にしか効果を発揮しない。ひどく悔しいようだ。

「大丈夫だ、触手の相手だけでもいいから時間を稼げ!」
「カノンさん、光が来ます!」
「くっ!!」

 オルドリノの忠告とほぼ同時に、『沈まぬ太陽』から雷光のごとく閃いた白い炎が、ハーフエルフの長身を貫こうとする。魔法に親しむ者の常で意識を集中し、害意ある魔法に抗したカノンだったが、さすがに無傷とはいかない。
 切れた額から血を流しつつ、フレッドに援護した後に行けと促した。

「自分の治療に専念しなくていいのかよ」
「やっている暇はない。星屑よ、我が杖の導きに従い雨のごとく降り注げ!」

 カノンが新たに取得した【星屑の雨】の詠唱である。
 『沈まぬ太陽』とは異なる空から現れた星の光は、触手や『沈まぬ太陽』自身に突き刺さり、その表面を焦がしていく。炎の化身のような怪異を焦がすとは不思議な現象だが、これもまた、魔術による驚嘆すべき何らかの効力によるものだろう。
 それらの光がすべて収まると、一足飛びに突っ込んできたフレッドの斧が、触手のひとつを遂に斬り落とした。

「やったぜ!」
「馬鹿、油断するな!」

 フレッドが自分の成果に気を取られて出来た隙に、もうひとつの触手の鞭のようなきつい一撃が打ち込まれたのである。フレッドは腹にそれを喰らい、胃液を吐きながら後方へ飛ばされた。
 対処はそれなりにしているが、オルドリノの助力や冷却の結界があってもなお、冒険者たちのあらゆる隙をついて攻撃がやって来る。機械と魔法の共存を成し遂げたタブロアートの民が、どうしてもこれに勝てなかったのが嫌でもよく分かった。
 しかし、タブロアートの人々が持ち得なかったアドバンテージは、着々と進行していた。

「後少し……後少しです……!」

 オルドリノはそう呟きながら、ここに張られた仕掛けを操るために魔力を高めていた。彼の魔力に反応した街灯と結界が、モイラの取得した呪文のように、陣の中で効果を受けるべき冒険者たちの傷を、氷で張り合わせて癒していく。
 未だ倒れた体勢のままだったフレッドに光の弾が撃ちこまれるも、これは治療のため近寄っていたミハイルの武器が難なく払った。
 ≪氷の宝玉≫を片手に、彼は眉を寄せて告げた。

「皆さん、ご覧なさい。異次元の裂け目が……」

 空の裂け目が再び開き、一瞬揺らいだように見えた『沈まぬ太陽』の形なき体が、細分化されているかのように粒子となって吸い込まれ始めている。
 【癒身の法】を受け傷の癒えたフレッドが、憮然として見上げた。
 異次元存在である『沈まぬ太陽』は、望まぬ送還を嫌がるように身を捩るようなモーションをしていたが、元の世界への吸引力の方が強いのか、捩った部分が引き千切れるようにして裂け目に消えていくのである。
 最後に一撃だけでも、と人間と異なる思考で考えたのか、『沈まぬ太陽』の中心部から伸びた光が今度はオルドリノを狙っていたが――。

「それは許さん!」

 裂帛の気合いの声が上がるや否や、モイラの剣が炎を断ち割っていた。
 声なき声で、『沈まぬ太陽』も何か言ったのかもしれないが――異界のものを吸い込んだ裂け目が閉じ、冒険者たちにそれが届くことは永久になくなった。
 怪異は送還された。タブロアートは解放され、恐らくはオルドリノも自由になった。……もちろん、二人のオルドリノの愛し猫も。

「あー……きっつい戦いだったぜ……」
「異界の象徴を作ってもらっていて助かりましたね。あれがなければ、全員が死亡しましたよ」
「ミハイルは怖いこと、平気で言うねー」

 自分の傷口を確かめ、大事ないことを納得したフタバがオルドリノに向き直る。

「ありがとうね、オルドリノ。おかげで助かったわ」
「いえ、こちらこそですよ」
「これからオルドリノはどうするつもりなの?」
「どうと言われましても、主命も何も、ありませんから……。何も考えていないですね」

 それだったら、と笑顔で誘ったのはモイラが一番先だった。

「私たちの宿に来ませんか。≪のんびり柘榴亭≫は人手が足りてないようですから、執事の経験がある人は歓迎すると思いますよ」
「ああ、それはいいかもな。宿の女主人は身を守る術がないし、用心棒代わりにもなる」

 オルドリノは呆気に取られたかのような表情になっている。アンドロイドと言えども、予想外のことがあればこれくらいの感情表現は出来るのだ。

「……すみません。そのような提案を聞いたのは、初めてだったものですから……」
「嫌でした?」
「いいえ。よろしいのでしたら、しばらくお世話になろうかと思います……彼女も一緒に」

 己と同じ人物から作られた相手に背中を撫でられていた猫は、もちろんだとでも言うように高らかに鳴き声を上げた。

「にゃーあ!」
「うわーい、これでゆっくり猫ちゃんを撫でられる!」
「フタバちゃん、諦めてなかったんだね……」
「やれやれ……そうだ、お前はオルドリノを名乗り続けるのか?」
「それも考えたのですが……。やはり重たいので、半分だけ持つことにします」

 重たい半分をここに置いて、いつでも、帰れるように。
 ≪のんびり柘榴亭≫のリノとなる執事は、そう言って微笑んだ。それは、自分を待ってくれる故郷を持つ者だけが得られる笑み。
 ――再びここを訪れる時には、きっと立派になった自分を見せられるだろう。脳裡にあの運命の日に別れた主人の言葉が過ぎる。

『我が娘と共に、一秒でも長く生きるのだ。そうすれば、我が全ての作品が絶えたとて。我が輪郭が燃え尽きたとて。”オルドリノ”は生き続ける。』

※収入:報酬0sp、≪氷の宝玉≫≪古都の外套≫≪冷気の傷薬≫×3【冷却せしめよ】【火を抱く猫】
※支出:
※その他:フレッド、リュミエール、フタバ、ミハイル、モイラが3レベルにup。リノ連れ込み。
※mahipipa様のオルドリノの愛し猫クリア!
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今回はmahipipa様のシナリオより、オルドリノの愛し猫をやらせていただきました。
この作者様の作品については、前パーティで永遠の花盗人をリプレイにしていたのですが、このシナリオも、低レベル帯の冒険者が、強敵に工夫して立ち向かう過程が大層面白かったので、再び書かせていただきました。mahipipa様、楽しいシナリオをありがとうございます!
強敵への工夫、という話なら前回の恐るべきゴブリン退治(どもしペッテ様)もそうなんですが、今度はアンドロイドのNPCの行末もパーティの腕に掛かってくるので、更なる難問になります。
アイテムを入手した動向やキャラクターの決意などについては、本編どおりに書かなかったところもあるのですが、読み物として優先させていただきました。すいません。
アンドロイドは、ミハイルみたいな聖北教徒としては受け入れ難いのかな?とも考えたのですが、≪のんびり柘榴亭≫に人手が足りないのは確かだし、冒険者が不在の時に何かあったら、シエテ以外にも動ける人材が欲しい……と思ったので、リノには宿に来ていただくことにしました。
芸術家オルドリノが遺したもう1つの作品、【火を抱く猫】には、リノと引き離して申し訳ないのですが、フタバの使い魔になってもらいます。
このシナリオをプレイした方ならご存知ですが、【火を抱く猫】という【魔法の矢】相当の魔法が手に入るんですね。このスキルの説明文に、「呼びかければ、かの人が愛した猫は呼び声に応えてくれるだろう。」とありまして……。黒猫がいること前提の魔法のようなので、同行してもらおうかと。
フタバの猫アレルギーの猫好きは、私が選んでつけたのではなく、20周年ランダム称号ガチャ(LV1@様)の偶然の産物なんですが、物凄いぴったりの技能を入手できて嬉しいです。
それにしても芸術家オルドリノさん……ひとめお会いしてみたいキャラクターです。

当リプレイはGroupAsk製作のフリーソフト『Card Wirth』を基にしたリプレイ小説です。
著作権はそれぞれのシナリオの製作者様にあります。
また小説内で用いられたスキル、アイテム、キャスト、召喚獣等は、それぞれの製作者様にあります。使用されている画像の著作権者様へ、問題がありましたら、大変お手数ですがご連絡をお願いいたします。適切に対処いたします。

2019/09/20 14:01 [edit]

category: オルドリノの愛し猫

tb: --   cm: 2

コメント

遊んでくださってありがとうございます

お久しぶりです。永遠なる花盗人に続き、素敵なリプレイをありがとうございます。
≪のんびり柘榴亭≫の皆様が奮闘している様子が、とても鮮やかに描かれていて、わくわくしながら読ませて頂きました。
たくさんのお土産と思い出を胸に帰還したのなら、きっと芸術家のオルドリノも報われるでしょう。

あなたと冒険者たちにとって良い旅が続くよう、名前の半分を預かって、お祈りしています。

URL | mahipipa #/pdu0RA. | 2019/09/21 03:31 | edit

Re: 遊んでくださってありがとうございます

>mahipipa様
リプレイへのコメント、こちらこそありがとうございます!
オルドリノの愛し猫、シナリオの貼紙からして素敵だなあと思ってたんですが、遊んでみてやっぱり好きになりました。
最初はハードモードでプレイしたんですが、じっくり遊ぶのなら、やはりノーマルモードが一番いいですね。街灯引っこ抜きも一度やったんですが、あれのウィンドウ文には大笑いしました。我ながらなんてことをー!(笑)
執事であったリノさんであれば、帳面付けや依頼人の接待などの宿屋の仕事くらい、何でもなくこなしてくれそうです。芸術家のオルドリノさんのご冥福を祈りつつ、リューンでの日常を送ってもらいたいと思います。

URL | Leeffes #zVt1N9oU | 2019/09/26 13:51 | edit

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