Sun.

そこにいるその5  

 急ぎ、村に帰った冒険者達が村人と総出で西の岩山で見つけた子供達は、死因の違いはそれぞれあれど、状況からして不慮の事故に遭い、亡くなったものと推測される。
 夜更けまで捜索を手伝った旗を掲げる爪に、村長は丁寧に礼を述べて報酬を支払った。
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2016/02/14 11:56 [edit]

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Sun.

そこにいるその4  

 ジェインの馬車に同乗させてもらい、リューンへの通り道の中ほどで馬車から降りた冒険者たちは、『大男・眼帯の女性・緑色の魔女』という3人組の賊を探して、小さな森の中を彷徨っていた。
 しばし屈みこんで辺りを調べていたアンジェが、立ち上がって仲間に呼びかける。
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2016/02/14 11:53 [edit]

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Sun.

そこにいるその3  

日没まで3時間から4時間ほど。
 日が暮れるまでにやれることをと決意した一行は、村人から情報を収集しつつ集落を回った。
 彼らにとって不本意なことに、村長が別に情報を集める過程で盗賊の話をしていたせいか、冒険者を盗賊と勘違いして勝手に怯えられたりもしたのだが、肝心の盗賊を見たという証言や、盗賊に襲われた人間などが見つからないことに違和感を覚えた。
 少なくとも、数日前に出稼ぎから帰ってきた者は、盗賊についての話はしていなかったという。
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2016/02/14 11:50 [edit]

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Sun.

そこにいるその2  

 最近、リューンと村を繋ぐ道で盗賊が出ると聞いていたが教われなくて何よりだ、と集落近くの森についてから零していた青年は、非常に忙しげな様子で馬車から彼らを降ろすと、また人手を探しにリューンへ行くと説明し、馬首を再び交易都市の方向へと向けた。
 呆れたようにシシリーが言う。
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2016/02/14 11:48 [edit]

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Sun.

そこにいるその1  

 眠い眠いと零す冒険者たち――旗を掲げる爪一行に、宿の亭主は先ほどからくどくどと説教していた。
 もう昼前だというのに、一向に腰を上げる様子が見られない。
 精霊であるランプさんを連れて来てから、すでに3日ほど経っている。

そこにいる
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2016/02/14 11:45 [edit]

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