ヴァイキング急襲!!その4

 聖北教会においては、シシリーの友人であり、一時は依頼主の一人でもあったシスター・ナリス。
 超高級ホテルにおいては、ランプさんのいた別荘を所有している金持ちの女性(ロビーでお茶を飲んでいたところを捕まえた)。
 病院においては、賢者の搭で依頼人たるナブル・ラウーランが倒れた際に来てくれた医者。
 市場においては、旗を掲げる爪へ売れ残りの南瓜を大量に押し付けた女店主。
 BARにおいては、今日出会ったインパクトの強いオカマさんたち。
 今までの旗を掲げる爪の冒険で出会った人たちは、ある人は快く、ある人は訝しそうに、ある人は面倒くさそうに、ある人はさして疑問も挟まず、ある人はプレゼントと勘違いしてそれぞれにタリスマンを持っていてくれると約束した。
 かくして、二つの巨大なルーンタリスマンに形成された場が、リューンの街の一角に完成した。

ヴァイキング7

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ヴァイキング急襲!!その3

 冒険者たちは色々と市街を走り回り、混乱を少しでも収めようと奮闘していた。
 そうしている内に、いつの間にかいくつかの通りが交わる大きな広場にまで来ていた。
 広場の中央に、リューンの発展に寄与したと伝えられる…誰だったか偉い人の銅像がある。
 この人物は、ウィルバーが魔術師学連の図書室にある書物で知った限りでは、確か木の実通りにある中の造りがころころ変わってしまう不思議な搭を建てたメンバーに入っていたように思う。
 その銅像を踏みつけ、悠然と佇む男がいた。

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ヴァイキング急襲!!その2

 普段は夢と希望と活気にあふれるリューンの街であるが、今は怒声や悲鳴(たまに歓声)が至る所から上がり、ものものしい空気に包まれている。
 ぼきぼきと指を鳴らしたロンドが、嬉しげに呟く。

「さて、ヴァイキング狩りと行きますか」
「……何で、たまに歓声が上がってるんでしょうね?」
「多分、バーの方だと思うんだけど…営業してないはずよね?」

 立て看板の横を通り過ぎた先にある、赤っぽい砂岩をイメージして作られたのだろう珍しい建物は、看板に”BAR・砂上の楼閣”と書かれている。

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ヴァイキング急襲!!その1

 ”歪み”を持ってしまった鉱物の精霊を助けた事件から、1週間後。
 交易都市リューンは猛烈な残暑と……なぜか、ヴァイキングと呼ばれる北方の荒っぽい海賊たちの襲撃を迎えていた。
 その煽りを食らって、最近では治安隊が絶え間なく市内を走り回っており、物騒なことこの上ない。
 おかげで、≪狼の隠れ家≫の客足も途絶えがちである。

ヴァイキング

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