Sat.

誘いのうたその4  

 ウィルバーの援護で地に落ちた一匹をスコップで叩き殺すと、あとの流れが冒険者側にとってかなり有利となった。
 テーゼンが≪ダリの愛槍≫で落としたハーピィにはアンジェが飛びかかり、魔法を扱っていた個体にはテアから【小悪魔の歌】により沈黙が与えられる。

誘いのうた7
-- 続きを読む --

2016/04/09 12:38 [edit]

category: 誘いのうた

tb: --   cm: 0

Sat.

誘いのうたその3  

 赤、と呼ぶには少々褪せたような、違う色が絶妙に混ざっているかのような羽毛。
 同じ色の髪の毛は長く風に靡いており、さやさやと不思議な衣擦れに似た音を立てている。
 上空から舞い降りたその異形の鳥の娘は、丸い眼をゆっくりと瞬かせて彼を見つめていた。
-- 続きを読む --

2016/04/09 12:36 [edit]

category: 誘いのうた

tb: --   cm: 0

Sat.

誘いのうたその2  

 さっそく訪れた森の中は思っていたよりも静穏で、昨日窓から見えていたヒバリの他に、名も知れぬ何種類かの小鳥のさえずりが聞こえていた。

「ここが例の森じゃな」
「じゃあ、さっそく始めましょうか、ロンド」
「本当に俺が誘き出すのかよ…」
-- 続きを読む --

2016/04/09 12:34 [edit]

category: 誘いのうた

tb: --   cm: 0

Sat.

誘いのうたその1  

 窓の外では、春の空を自由に往くヒバリが高く囀っている。
 その声にびくりと目の前の女性が身を震わせた。
 年の頃は20歳前後。
 波打つ濃い栗色の髪を、働く時の邪魔にならないよう肩の辺りで切り揃えてあるが、長く伸ばせば都会の美姫にも負けない艶を放つだろう。
 旗を掲げる爪が訪れているのは、高山にあるアチア村である。

誘いのうた
-- 続きを読む --

2016/04/09 12:30 [edit]

category: 誘いのうた

tb: --   cm: 0

プロフィール

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

カレンダー

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

辺境に足を運んだ方の人数

▲Page top