Sun.

魔術師からの脅迫状その2  

 旗を掲げる爪と魔術師アイリスは、森の中にある祠に到着した。
 今まで平穏だった雰囲気が嘘のように、肌寒くなるような気配が祠の周囲に満ちていた。
 祠の周りに生えている木々もその影響を受けているのか、伸ばされたのは細い枝ばかりで、近くを通るとまるで棘のようにこちらの肌を引っかいてくる。
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2016/04/03 12:08 [edit]

category: 魔術師からの脅迫状

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Sun.

魔術師からの脅迫状その1  

 旗を掲げる爪の目の前にいるのは、いつもの宿の亭主ではなく、傍らのテーブルに置いた羊皮紙の内容に怯えている初老の男だった。
 その羊皮紙をテアが手に取る。

「これが魔術師から送られてきた脅迫状じゃな…」

 とうてい魔術師が書いたとは思えない、くしゃっとした汚い文字だ。

魔術師脅迫状

「『村の皆さまへ。この手紙が届いてから三日以内に、銀貨2000枚を私の住む庵に届けてください。それが守られない場合、村人の安全・無事・平穏は約束できないと思ってください』…ずいぶんと横暴な要求じゃな」
「我々としてもどうして良いのか分かりません」
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2016/04/03 12:03 [edit]

category: 魔術師からの脅迫状

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