Fri.

紅き魔石その1  

 水の都アクエリアで数々の冒険を繰り広げ、マリナーの一人から愛用の槍を貰うまで信頼してもらった旗を掲げる爪は、新たな技術をロンドやテーゼンに仕入れた後に、城館の街セレネフィアでとある男と領主からの依頼をも果たした。
 おかげで懐具合は、いつになく温かいといえる。
 いくつか防具も買い揃えており、ウィルバーの胸元には銀製の翼を象ったブローチが輝き、シシリーの背には騎士が使うような立派なカイトシールドが背負われている。
 ついでに、なぜかアンジェの足元にはふてぶてしい面構えのガマガエルがいたりするのだが…そこは、誰も突っ込んだりはしない。
 リューンの常宿からちょっと離れて、色んな店や街を渡り歩いた冒険者たちだったが、さすがにそろそろ宿の亭主の具沢山スープと揚げじゃがが恋しくなり、≪狼の隠れ家≫に帰ろうかということになった。

紅き魔石
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2016/04/01 12:03 [edit]

category: 紅き魔石

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